お悩みと施術

骨折や脱臼でお困りの方へ

 骨折・脱臼した際の応急処置と接骨院での対応

スポーツや日常生活の中で、怪我は避けられないものです。特に骨折や脱臼は、その重症度からすぐに正しい処置を施さなければ、後遺症や悪化のリスクが高まります。骨折や脱臼が発生した際の応急処置と、その後の接骨院での適切な対応について考えてみましょう。

【骨折・脱臼への応急処置】

骨折や脱臼が疑われる場合、まずは冷静に対応することが重要です。以下は、それぞれの状況に応じた応急処置のポイントです。

1. 骨折
– 患部を動かさないように固定する。可能であれば、近くの物を使ってサポートをし、動かないようにする。
– 出血がある場合は、清潔な布で圧迫止血する。ただし、骨が見える場合は直接触らないようにする。
– 患部を冷やす。氷や冷たい水で患部を冷やし、腫れを抑える。

ポイント:特に骨が見えてしまっているような怪我の場合、救急車を準備するか、医療機関を受診しましょう。

2. 脱臼
– 患部を安静にし、動かさないようにする。
– 痛みを軽減するために、冷やす。冷却パックや氷を使って、脱臼部を冷やすことが効果的。

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【接骨院での対応】

できるだけ早く整形外科か接骨院を受診することが重要です。接骨院では、専門家が的確な治療やリハビリを提供し、早期回復を促進します。
ただし、骨折や脱臼の応急処置ができない接骨院も増えておりますので、事前に電話で確認しましょう。
  1.  診察と検査
    –  柔道整復師が、状況を評価し整復・固定等の応急処置を行います
    – 捻挫や打撲と異なり、骨折や脱臼の場合は、接骨院での応急処置後、医師を受診することが法律で定められています。「この過程を得ない場合に2回目以降の施術が施せない」となっておりますので、ひらの接骨院では、整形外科をご紹介させていただきます。

    2. 治療プランの立案
    –  医療機関から2回目以降の施術を依頼された場合、継続した受信が可能になります。骨折専用超音波照射や固定の交換など適切な処置を施します。また医師から定期的な受診(月に1度・2週間に1度など)を支持されている場合には、医師の指示通りにひらの接骨院と並行して進めていきます。

    3. リバビリとケア
    – 適切なリハビリプログラムが提供されます。これにより、筋力の回復や関節の可動域の改善が促進されます。
    – また、患者のケアと教育も重要です。正しい姿勢や運動の仕方、予防策などについて指導されます。

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【医療機関での対応】

1. 診察と検査
– 医師が、状況を評価し、必要な検査を行います。X線やMRIなどの画像診断が行われることがあります。

2. 治療プランの立案
– 検査結果や症状に基づいて、個々の患者に適した治療プランが立案されます。これには、リハビリや痛み管理、必要に応じた手術が提案されることもあります。

3. リハビリとケア
– 適切なリハビリプログラムが提供されます。これにより、筋力の回復や関節の可動域の改善が促進されます。
– また、患者のケアと教育も重要です。正しい姿勢や運動の仕方、予防策などについて指導されます。

 

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【注意点】
骨折や脱臼は、適切な応急処置と早期の専門医療の受診が重要です。接骨院では、患者に合わせた的確な治療とリハビリが提供され、早期回復につながります。怪我の発生を予防するためにも、適切な姿勢やトレーニング、安全対策を心がけることが大切です。

特に骨折・脱臼については、接骨院を初めに受診いただいてから整形外科を受診いただく必要がございますが、では「整形外科を先に受診して、その後接骨院を受信したらいい」はどうでしょうか。これは非常に難しくなります。医師からすれば、知っているならまだしも、知らない柔道整復師との連携は難しいと考えられるのも当然でしょう。「2回目以降接骨院でもいい」と言っていただけるケースは決して多くなく、また、皆無の地域もございますので、もしお困りの際は事前に電話にてご相談いただけたら幸いです。

捻挫や打撲でお困りの方へ

捻挫や打撲をした際の処置と接骨院の対応

スポーツや日常生活の中で、捻挫や打撲などの怪我は誰にでも起こりうるものです。これらの怪我は突然のものであり、適切な処置が重要です。その際、接骨院が提供するサービスは非常に重要な役割を果たします。

まず、捻挫や打撲をした際には、直ちにRICE処置(Rest、Ice、Compression、Elevation)を行うことが推奨されます。安静にして、氷で冷やし、圧迫包帯を巻き、患部を高く保つことで、炎症や腫れを抑え、痛みを軽減することができます。しかし、これらの処置だけでは、完全な回復には至りません。

接骨院では、捻挫や打撲などの怪我に対する総合的な治療を提供しています。まず初めに、症状や怪我の程度を評価し、適切な診断を行います。その後、個々の状況に応じて治療プランを立てます。

治療プランには、様々なアプローチが組み込まれます。例えば、関節の調整やリハビリテーションエクササイズを通じて、損傷した組織を修復し、機能を回復させることが含まれます。また、痛みや炎症を軽減するための電気治療や超音波療法も有効な手段です。さらに、怪我の予防や再発防止のためのアドバイスやトレーニングも提供されます。

接骨院では、ただ痛みを和らげるだけでなく、怪我の根本的な原因に対処し、完全な回復を目指します。また、患者とのコミュニケーションを重視し、個々のニーズに合わせた治療プランを提供することで、患者の安心感や満足度を高めています。

捻挫や打撲は急な怪我であり、適切な処置と治療が必要です。接骨院では、経験豊富な専門家が患者の健康と回復をサポートし、安心して活動を再開できるように努めています。

 

急性捻挫や打撲:早期の処置が早期回復の鍵

スポーツや日常生活の中で、急激な動きや事故によって捻挫や打撲を経験することは珍しくありません。しかし、これらの急性の怪我が放置されると、長期化や再発のリスクが高まります。そこで、急性捻挫や打撲を受けた場合には、早期の適切な処置が早期回復への鍵となります。

最初の3日間は、怪我の治療において極めて重要な期間です。この期間内に適切な処置を施すことで、痛みの軽減や腫れの抑制、さらには回復の促進が期待できます。

まず最初に行うべき処置の一つは、RICE法(Rest、Ice、Compression、Elevation)です。これは、患部の安静(Rest)、冷却(Ice)、圧迫(Compression)、挙上(Elevation)を行うことで痛みや腫れを軽減し、怪我の進行を防ぐ方法です。怪我をした直後からこの処置を行うことで、血流の制御や組織の炎症を抑える効果が期待できます。

また、早期の運動療法やストレッチングも重要です。怪我をした部位を安静にしておくことも大切ですが、完全な安静状態は逆に筋肉の萎縮や関節の硬直を招く可能性があります。そのため、医療専門家の指導の下で軽い運動やストレッチングを行うことで、筋力や柔軟性を維持し、怪我の回復を促進することができます。(じっと我慢する時代ではありません)

また、早期の専門家による評価や治療も大切です。接骨院では、急性捻挫や打撲の専門知識を持った柔道整復師が適切な処置や治療を提供しています。早期に専門家の診察を受けることで、怪我の程度や治療の必要性を正確に把握し、適切な対応を行うことができます。

総合すると、急性捻挫や打撲を受けた際には、最初の3日間が重要な期間であると言えます。この期間内に適切な処置を行うことで、痛みの軽減や腫れの抑制、回復の促進が期待できます。そして、専門家の指導の下で適切な治療を行うことで、早期回復への道を開くことができます。

 

外傷を扱えない接骨院に注意

近年接骨院・整骨院が町中に増えておりますが、本来専門である外傷の取り扱いが苦手な院もあるようです。
肩こり・腰痛専門のようなお店もあるようですので、ホームページ等ではわかりにくい面もございますが、必ずお電話等で確認してから受診するようにいたしましょう。

腰痛でお困りの方へ

腰痛は、腰部に痛みや不快感を伴う症状です。さまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。長時間の座りや立ち、姿勢の悪化、筋肉の弱化、急激な運動などが一般的な原因です。以下に、腰痛の自己改善策や接骨院での治療についていくつかの方法を挙げます。

セルフ改善策

1. 適切な姿勢の維持
適切な姿勢を保つことで、腰の負担を減らすことができます。長時間の座り仕事の場合は、椅子の高さや背もたれの角度を調整し、腰のサポートを確保しましょう。

2. 適度な運動
腰痛の改善には、適度な運動が効果的です。ウォーキングや水泳などの有酸素運動や、腹筋や背筋を強化するエクササイズがおすすめです。

3. ストレッチ
腰痛の原因となる筋肉の硬直を緩和するために、腰や下半身のストレッチを行いましょう。ヨガやピラティスも有効でしょう。

4. 体重管理
過体重は腰に余分な負担をかけるため、適切な体重管理が重要です。バランスの取れた食事と定期的な運動で体重を管理しましょう。

5. 冷却・温熱療法
急性の腰痛には氷や冷却パックを使って炎症を抑え、痛みを和らげることができます。慢性の腰痛には温熱療法が効果的です。

接骨院での治療

1. 手技治療
関節の調整や筋肉の緊張を緩和する手技療法を提供します。腰痛の原因に合わせて施術を行い、痛みの軽減や機能の改善を図ります。

2. 運動指導
柔道整復師国家資格に加え、運動指導資格を有するスタッフによる運動療法やストレッチ、セルフケアに加え、腰の筋肉の強化や柔軟性の向上を図ります。また、適切な姿勢や体の使い方の指導も行われます。

3. その他の治療法
その他にも ハイボルテージ・体外衝撃波・立体動体波・ラジオ波等の電気治療や超音波治療などの物理療法や、筋膜リリース、トリガーポイント療法などが腰痛の治療に用いられることがあります。

腰痛の治療は、個々の症状や原因に合わせて総合的なアプローチが重要ですが、当院で経過が思わしくない場合、また初期の段階から専門医受診を検討されている方には、医療機関を紹介させていただいております。医師や専門家の指導のもと、適切な治療法を選択しましょう。

治療費について

外傷性のものについては、健康保険(柔整療養費)、お仕事関連であれば労災・交通事故であれば自賠責(その他)
上記以外の場合は、自由診療のご案内になります。

利用目安

外傷性の治療については、回数多く提案するケースが多いです。
お怪我をされた日に近ければ近いほど、治る力も強いと言われておりますので、早期回復のため、週2回以上のご提案をさせていただいております。

完全予約制

骨折・脱臼またはぎっくり腰など、事前予約は難しいケースがほとんどでございます。当院の完全予約ではありますが、応急処置については例外でございますので、LINEではなく緊急性あるものにつきましてはお電話をいただければ幸いです。当院が初めての場合で、2日以上(営業日で)先のご予約をされる場合は、LINEからご連絡をいただくようお願いいたします。

 

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肩こりでお困りの方へ

 

 

肩こりは、現代社会における一般的な健康問題の一つです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、ストレスなどが主な原因として挙げられます。肩こりは単なる不快感だけでなく、頭痛や集中力の低下などの様々な影響をもたらすことがあります。ここでは、肩こりの原因と改善策について、治療院の視点から考えてみましょう。

原因

1. 姿勢の悪化
長時間の座位やデスクワークは、姿勢の悪化を招きます。特に前かがみの姿勢は肩の筋肉に負担をかけ、肩こりを引き起こす可能性があります。

2. 筋肉の緊張
ストレスや過度の運動不足により、肩周りの筋肉が緊張しやすくなります。この緊張が持続すると、肩こりの症状が現れます。

3. 筋力の不足
肩や背中の筋肉が弱いと、姿勢を維持するために他の筋肉が過度に負担され、肩こりを引き起こす可能性があります。

4. 血流の低下
長時間同じ姿勢を続けることで、血流が低下し、筋肉に栄養や酸素が十分に供給されなくなります。これも肩こりの原因となります。

改善策

1. 適切な姿勢の維持
正しい姿勢を保つことは肩こりの予防に効果的です。デスクワーク中は、背中をまっすぐにし、肩をリラックスさせるよう心がけましょう。

2. 適度な運動肩や背中の筋肉を強化するための運動が重要です。ストレッチや筋力トレーニングを行うことで、筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することができます。

3. ストレス管理ストレスが肩こりの原因の一つであることが多いため、ストレスを軽減する方法を見つけることも重要です。定期的な休息やリラックスする時間を確保し、ストレスを解消しましょう。

4. マッサージや指圧
治療院でのマッサージや指圧も効果的な肩こりの改善方法の一つです。専門家による施術によって、筋肉の緊張を和らげ、血流を促進することができます。

5. 生活習慣の見直し
日常生活での工夫も肩こりの改善に役立ちます。適度な睡眠を確保し、バランスの取れた食事を心がけることで、体全体の健康をサポートしましょう。

肩こりは日常生活に支障をきたすことがありますが、適切なケアや予防策を行うことで、その症状を軽減することが可能です。定期的な運動やストレッチ、ストレス管理、そして専門家による治療など、多岐にわたるアプローチが肩こりの改善に役立ちます。身体と心のバランスを整え、快適な日常生活を送るために、肩こりに対する取り組みを積極的に行いましょう。

医療機関を受診する場合も

症状が長引く場合や慢性化する場合は、医療機関を受診することが重要です。では、なぜ肩こりで医療機関を受診する必要があるのでしょうか?その理由について、今回は考えてみたいと思います。

1. 症状の重篤化の可能性
肩こりは一般的に軽度の不快感から始まりますが、無視すると症状が悪化し、頭痛やめまい、さらには手のしびれや痛みまで広がることがあります。これらの症状は、神経や血管の圧迫など、より深刻な問題の兆候である可能性があります。

2. 原因の特定と治療法の選択
医療機関では、専門家が患者の症状を詳細に評価し、肩こりの原因を特定することができます。姿勢の問題、神経や筋肉の障害、あるいは他の潜在的な健康問題が肩こりを引き起こしている可能性があります。正しい診断を受けることで、適切な治療法が選択され、症状の改善につながります。

3. 専門家のアドバイスとサポート
医療機関では、医師や理学療法士などの専門家が患者に対して適切なアドバイスや治療を提供します。姿勢の改善方法、適切なストレッチやエクササイズ、必要に応じて処方される医薬品など、患者にとって最適なアプローチを導くことができます。

4. 症状の管理と予防
医療機関での診察や治療を通じて、肩こりの症状を管理し、再発を予防する方法を学ぶことができます。定期的なフォローアップや適切なケアの指導により、患者は健康な生活を送るためのスキルを身につけることができます。

肩こりは一見すると些細な問題のように思えますが、悪化すると日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、症状が長引く場合や重症化する前に、医療機関での受診を検討することが重要です。専門家の指導のもとで、適切な治療とケアを受けることで、肩こりからの解放を目指しましょう。当院では、医療機関との連携を心がけ積極的に紹介を行うようしております。お気軽にご相談ください。

治療費について

外傷性のものについては、健康保険(柔整療養費)、お仕事関連であれば労災・交通事故であれば自賠責(その他)
上記以外の場合は、自由診療のご案内になります。

利用目安

外傷性の治療については、回数多く提案するケースが多いです。お怪我をされた日に近ければ近いほど、治る力も強いと言われておりますので、早期回復のため、週2回以上のご提案をさせていただいております。

完全予約制

骨折・脱臼またはぎっくり腰など、事前予約は難しいケースがほとんどでございます。当院の完全予約ではありますが、応急処置については例外でございますので、LINEではなく緊急性あるものにつきましてはお電話をいただければ幸いです。当院が初めての場合で、2日以上(営業日で)先のご予約をされる場合は、LINEからご連絡をいただくようお願いいたします。

 

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四十肩・五十肩でお困りの方へ

四十肩・五十肩は、肩の周囲に痛みや運動制限を引き起こす疾患であり、特に40歳以上の人々によく見られます。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれることもありますが、その症状はしばしば日常生活や仕事において大きな影響を与えることがあります。このような状況に対処するために、改善策と治療院の方針について考えてみましょう。

四十肩の改善策

1. 安静と適切な休息
炎症が引き起こる肩関節に対して、安静と適切な休息が重要です。肩を過度に使わず、安静にすることで症状の悪化を防ぐことができます。
放置しておけば治るという方もいます。確かに数年かけて自然治癒で治す方もいるのは事実です。ただ痛みが強い場合は、一度医療機関や接骨院等にご相談してみるのもいいかもしれません。

2. ストレッチと運動療法
柔軟性を保つために、定期的なストレッチや運動療法が役立ちます。肩の周囲の筋肉を強化し、関節の可動域を改善することで、症状の緩和や再発の予防が期待できます。柔軟性が低下していたり、筋力落ちていたり、姿勢が悪化していたり、そんな背景があるところに、肩を捻った・打ちつけたなどの外傷の要因が加わり、発症する方も多いものです。

3. 温熱療法と冷却療法
痛みや炎症の軽減には、温熱療法や冷却療法が効果的です。温かいシャワーや温湿布を使って筋肉をほぐし、痛みを和らげることができます。一方で、炎症がひどい場合には、氷や冷却パックを使って症状を軽減することができますが、日常生活に支障をきたす場合には、やはり医療機関や接骨院などを受診されることをお勧めしています。

4. 医師の指導
繰り返しになりますが、症状がひどい場合や、自己処置が効果的でない場合には、医師や柔道整復師の指導に従うことが重要です。医師は必要に応じて適切な検査や投薬治療を提供し、症状の管理をサポートしてくれます。医療機関への紹介も積極的に行なっております。

以下に当院での治療をご紹介します。

 接骨院の方針

1. 個別カウンセリングと評価
症状や生活スタイルを十分に理解するために、個別のカウンセリングと評価を行います。患者様のニーズや目標に合わせて、最適な治療プランを策定します。

2. 多面的アプローチ
四十肩の治療には、様々なアプローチが必要です。運動療法、マッサージ、温熱療法、電気刺激療法など、状態に応じて多様な治療法を組み合わせます。当院では体外衝撃波治療も行っておりますが、どなたでも、どのタイミングでもできる方法ではありませんので、一度来院いただき、ご相談いただければ幸いです。

3. 教育とセルフケアの促進
症状の管理や再発予防のためのセルフケア方法についての運動指導します。適切なストレッチやエクササイズの方法、日常生活での姿勢や動作の注意点などを指導し、自己管理できるようにサポートします。治療院に委ねたいという方もいれば、自分でがんばりたいと言う方もいらっしゃると思いますので、その方に向けた提案をさせていただいております。

4. 継続的なフォローアップ
治療の進捗状況を定期的に評価し、必要に応じて治療プランを調整します。治療の目標に向かって進んでいるかどうかを確認し、継続的なフォローアップを通じて支援します。この症状に限らず、自費診療とは異なり、健康保険を使っての受診は、有期限であり必ずゴール設定をします。

四十肩の改善と管理には、患者と治療院の密接な連携が不可欠です。適切な治療と自己管理の取り組みにより、症状の緩和や日常生活への復帰が期待できます。

執筆監修:ひらの接骨院・整体院 院長 平野佳人

スポーツ傷害でお困りの方へ

 

スポーツ傷害は、アスリートや運動愛好家にとって頻繁に発生する問題でしょう。これらの傷害は、しばしば痛みや機能制限をもたらし、競技や日常生活に影響を与えることがあります。そのため、適切な治療と予防策が不可欠です。ここでは、スポーツ傷害の改善策と、治療院が取り組むべき方針について考察します。

改善策:

1. 予防プログラムの導入
スポーツ傷害を防ぐためには、適切な予防策が不可欠です。アスリートやコーチに対して、適切なストレッチやウォームアップ、体のバランスを整えるエクササイズなどを含む予防プログラムを導入することが重要です。

2. 適切なトレーニング
過度なトレーニングは怪我のリスクを高めます。適切なトレーニングプランを設計し、選手が適度な休息を取ることができるように配慮することが必要です。

3. 早期治療
怪我をした場合は、早期に整形外科・接骨院など専門家の治療を受けることが重要です。適切な治療が行われないと、怪我の回復が遅れる可能性があります。すぐに受診できるようであれば1日でも早い方が選択肢が多いでしょう。よく言われる「様子を見る期間」については、どんなに忙しいとしても、1週間から10日を上限とし、改善しないようであれば早期受診。

4. 個別対応
アスリートの体質や怪我の状態に応じて、個別に治療プランを立てることが重要です。同じ怪我でも、個々の状況によって最適な治療法が異なります。傷害に名称がついてホッとする方もおりますが、痛みが引いたら終わりではなく、一般的な傷病概要よりは、予防するために何が必要か、また何をして痛みが出なくなったのか、そこまで行かないとゴールとは言えません。

5. 継続的なケア
怪我が治癒した後も、アスリートは再発を防ぐためにケアを継続する必要があります。適切なリハビリやエクササイズを通じて、体の強化と柔軟性を保つことが重要です。一般的な治療院や整形外科で適切なエクササイズ指導ができるところは決して多くありませんので、事前に確認をされることお勧めしております。

接骨院の方針

1. 総合的アプローチ
治療院は、スポーツ傷害に対する総合的なアプローチを提供することが求められます。それは、怪我の治療だけでなく、予防策や再発防止のためのアドバイスも含みます。簡単にお伝えすると医師以外は出来ないこと以外のことをサポートする必要があります。

2. 専門知識の提供
治療院は、専門知識を提供することでアスリートをサポートします。最新の治療法やトレーニングテクニックに精通し、適切な情報を提供することが重要です。当院では、柔道整復師国家資格以外に、トレーニング指導の資格・知識を有するスタッフが在籍しております。

3. コミュニケーション
治療院は、アスリートやコーチと密接に連携し、状況を共有し合うことが必要です。症状や治療の進捗状況についてのオープンなコミュニケーションが、最良の結果をもたらします。コーチと円滑な連携が取れるかどうかは、信頼関係の構築も大切ですが、当院では積極的に行っております。

4. 継続的な教育
治療院のスタッフは、常に最新の情報や技術を学び続けることが求められます。スポーツ医学やリハビリテーションの分野での継続的な教育を受けることで、最高の治療を提供できます。

スポーツ傷害の予防と治療において、適切なアプローチと専門知識が不可欠です。治療院は、アスリートが安全に競技を続けられるよう、総合的なサポートを提供することが重要です。

 

動作確認をスマホの動画で

痛みがあるうちは、除痛処置を優先的に考えますが、同時に行うべきこととして、スポーツ傷害のほとんどが、投げる・走る・振る・捻るなど、スポーツ動作の改善が必要になります。日頃のスポーツ動作をスマホで撮影されたもので十分ですので、動画も持参いただけると提案内容の質が高まるものと考えております。

執筆監修:ひらの接骨院 院長 平野佳人

勤務中のお怪我でお困りの方へ

勤務中に怪我をすることは、職場での不測の事態として、誰にとっても想定外の出来事です。しかし、現実には怪我や事故は避けられないこともあります。そこで、今回は勤務中に怪我をされた場合について、考えてみたいと思います。

1. 職場の安全意識の重要性

怪我や事故を未然に防ぐためには、職場全体での安全意識が欠かせません。従業員が安全に仕事を行うための環境整備や安全対策、定期的な安全教育などが必要です。また、職場内でのリスクや危険な状況に対する周知や報告体制の整備も重要です。

2. 怪我の処置と医療機関への受診

怪我をした場合は、まず安全を確保し、必要な応急処置を行うことが重要です。大きな怪我や症状が重篤な場合は、速やかに救急車を呼び、医療機関での診察を受けるべきです。また、軽傷であっても、専門の医師の診察を受けることで、後遺症を防ぐための適切な処置ができます。

3. 事故の報告と記録の重要性

怪我や事故が発生した場合は、速やかに上司や人事部などの関係者に報告することが必要です。事故の状況や原因、怪我の程度などを正確に記録し、報告書を作成することで、将来の事故防止策や労災申請などに役立ちます。また、同様の事故が再発しないよう、原因究明と改善策の実施が重要です。

4. サポートとリハビリテーション

怪我をした従業員には、適切なサポートとリハビリテーションが必要です。会社側は、労災保険や労働災害補償などの制度を活用し、従業員が適切な治療やリハビリを受けることを支援すべきです。また、従業員同士の励ましや支え合いも大切です。怪我をした人が早期に復帰し、安心して仕事に取り組めるよう、職場全体でのサポートが求められます。

勤務中に怪我をすることは、個々の安全意識だけでなく、職場全体の安全管理や対応体制が重要です。怪我を未然に防ぐためには、事前のリスク評価や安全教育、定期的な安全対策の見直しなどが欠かせません。また、怪我が発生した場合には、速やかな対応と適切なサポートが求められます。これらの努力によって、安全な職場環境の実現と、従業員の健康と安全を確保することができるでしょう。

当院での対応

当院では、労働災害の取り扱い可能です。
問診等で、負傷された時間帯や場所をお伺いしますが、勤務先または通勤中等である場合に適応になります。
対して、健康保険は私的な時間帯に起きた負傷に適応となります。
労災で受診される場合には、お勤め先から請求用紙を持参いただくことになりますが、お怪我の処置を最優先に考えておりますので、応急的に健康保険で受診をいただくか、お預かり金をいただくことで後日返金とさせていただき、用紙がなくても受診可能とさせていただいております。事前にお電話をいただけると幸いです

執筆監修:ひらの接骨院・整体院 院長 平野佳人