テニス肘5回シリーズ 第5回 テニス肘になったら何をすべき?早めの対処法と再発予防のコツ

 

Young woman playing tennis at the court

 

こんにちは、ひらの接骨院です。テニス肘になったら、どんな対処法が効果的なのでしょうか?また、再発を防ぐためには何をすべきでしょうか?今回は、テニス肘になった際の早めの対処法と再発予防のコツについて解説します。痛みを我慢せず、早めのケアが大切です!

早めの対処法

1. 休息と活動制限

テニス肘(外側上顆炎)は、肘の過使用が原因で発生します。症状が現れたら、まずは痛みを引き起こす動作を控え、肘を安静にさせることが重要です。休息期間を設けることで、患部の自然治癒を促進します。特に、テニスなどの反復運動を行う場合は、一時的に中止することが推奨されます。

2. 冷却療法(アイシング)

炎症を抑えるために、患部を冷却することが効果的です。アイスパックや氷嚢を使用して、1回につき15〜20分、1日に数回冷却します。冷却する際には、直接肌に当てないようタオルで包むことが推奨されます。

3. ストレッチとエクササイズ

前腕の筋肉と腱を柔軟に保つために、適度なストレッチを行います。例えば、手のひらを上に向けて指を反対の手で押し下げることで、前腕伸筋群を伸ばすストレッチが効果的です。また、軽いエクササイズを取り入れることで、筋肉のバランスを整え、患部の負担を軽減します。

4. 装具の使用

テニス肘用のエルボーバンドやサポーターを装着することで、肘の筋肉と腱にかかるストレスを分散させ、痛みを軽減します。これらの装具は、日常生活やスポーツ活動中に使用することで、肘への負担を軽減し、症状の悪化を防ぎます。

再発予防のコツ

1. 正しい姿勢を維持

日常生活やスポーツ活動において、正しい姿勢を保つことが重要です。背筋を伸ばし、肩をリラックスさせ、肘を適切な位置に保つことで、肘関節への負担を減少させます。特に、デスクワークでは椅子と机の高さを調整し、腕を自然な位置に保つことが重要です。

2. 筋力トレーニング

前腕や肘周りの筋肉を強化することで、肘関節にかかる負担を軽減し、再発を予防します。特に、前腕伸筋群と屈筋群のバランスを取るためのトレーニングが重要です。軽いダンベルを用いたリストカールや、ハンドグリップエクササイズが効果的です。

3. 適切なフォームの習得

スポーツや作業を行う際には、正しいフォームを習得することが再発予防の鍵となります。テニスやゴルフなどのスポーツでは、プロのコーチから適切な技術指導を受けることで、肘への負担を最小限に抑えることができます。特に、スイング動作における肘の位置と動きを意識することが重要です。

4. 適度な休息の取り方

長時間同じ動作を繰り返すことを避け、定期的に休息を取ることが再発予防に役立ちます。特に、デスクワークやスポーツ活動では、30分ごとに短い休憩を取り、軽いストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげます。

ひらの接骨院では、テニス肘の治療と再発予防のための個別のアドバイスを提供しています。症状を感じたら、早めにご相談ください。適切なケアと予防策で、健康な日常生活を取り戻しましょう。

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