テニス肘5回シリーズ第3回:体外衝撃波療法って何?テニス肘治療に効果的な理由は?

こんにちは、ひらの接骨院です。テニス肘の治療法として注目されている体外衝撃波療法(ESWT)をご存知ですか?この治療法は、非侵襲的でありながら効果的な治療法として知られています。今回は、ESWTの効果的な理由や治療の流れについて解説します。ぜひご覧ください!

体外衝撃波療法(ESWT)って何?

体外衝撃波療法(ESWT)とは、特殊な機器を用いて衝撃波を患部に照射する治療法です。衝撃波は音波の一種で、体の外部から患部に直接届けられます。この衝撃波が、痛みの原因となる組織の治癒を促進し、痛みを軽減する効果があります。

ESWTの効果的な理由

1. 組織の修復促進
衝撃波が患部の細胞に刺激を与えることで、血流が改善され、組織の修復が促進されます。これにより、炎症が軽減し、痛みが和らぎます。

2. 痛みの緩和
衝撃波の刺激により、痛みを感じる神経が一時的に麻痺し、痛みを軽減します。また、衝撃波が繰り返し与えられることで、痛みを引き起こす神経が再生しにくくなる効果も期待できます。

3.非侵襲的な治療
手術や注射などの侵襲的な治療と異なり、ESWTは皮膚を切開することなく痛みを軽減できます。そのため、リスクが少なく、日常生活に支障をきたすこともありません。

ESWTの治療の流れ

1.診察と評価
まず、医師が患者様の状態を詳しく診察し、テニス肘の程度や治療の適応を確認します。この診察には、痛みの場所や強さ、活動制限の度合いなどの評価が含まれます。

2. 治療計画の立案
診察結果に基づき、治療計画を立てます。治療の回数や間隔は患者様の状態に合わせて決定されます。

3. ESWTの実施
患部に衝撃波を照射します。衝撃波の治療時間は1回あたり2000発を約5〜10分程度で当てます。治療中は、患者様にリラックスしていただきながら、適切な位置に衝撃波を当てていきます。

4. 治療後のフォローアップ
治療後は、痛みの変化や治癒の進行を確認するために定期的なフォローアップを行います。また、自宅で行うストレッチやエクササイズなどの指導も行います。

ESWTのメリットと注意点

メリット
– 非侵襲的でリスクが少ない
– 治療後のダウンタイムがほとんどない
– 自然治癒力を高める効果がある

注意点
・ 一部の患者様には効果が現れにくい場合があります
・衝撃波による一時的な痛みや不快感を感じることがあります
・妊娠中の方や心臓ペースメーカーを使用している方などには適用できない場合があります。

衝撃波のブログが他にもあります、こちらも確認して頂くと詳細が載っています。ご参照ください。

ひらの接骨院では、ESWTを含むさまざまな治療法を用いて、患者様一人ひとりの症状に最適な治療を提供しています。テニス肘でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。痛みを軽減し、快適な日常生活を取り戻すお手伝いをいたします。

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