0から始めるトレーニングセミナー

 

0から始めるトレーニングセミナー

駒場東大にあるA SIDE STRENGTH & CONDITIONINGで開催された
「0から始めるウエイトトレーニング」セミナーに参加してきました。

 

 

参加した一番の理由は、この施設の代表者である中村正彦トレーナーが
長年培ってきた経験と知識を集約されたトレーニング方法論を個人的に学ぶためでした。

それと…ジュニアゴルファーを預かる際に必ず父兄から聞かれることに
「ウエイトトレーニングはやっぱりやらない方がいいのか」という質問。
ゴルファーに携わることが多い自身としては、
「ゴルファーにはウエイトトレーニングは向かない」という
日本ゴルフ界に古くから伝わる迷信(笑)を正していくためでもありました。
そのためには、豊富な指導経験のあるスタッフが在籍する施設で、
かつ科学的根拠に基づいた安全かつ効果的なウエイトトレーニングを
学べることが条件で長きにわたり情報を探っていました。

昨今、WEB・SNSをはじめ情報は溢れています。
ステマ(ステルスマーケティング)だと気がつかず、気づかれないような怪しい口コミも溢れています。
個人がSNSで情報をシェアすることで、結果的に報酬を得ているものもあるようですから、
正しい情報を得ようと思っても意外に難しいのです。

本来の口コミ、人から人へと正しい知識を伝えていく原始的な手法選択ではありますが、
少なくとも指導者側は正しい知識を身につけ、現場で実践していくことが、ゴルフトレーニングの中の、
ウエイトトレーニングの意味を知っていただく上で、最も近道ではないかと考えているからです。

そんな理由と、常に「学びの意識を忘れずにいたい」という気持ちからこの講座を選択しました。
ウエイトトレーニングだけを学べる場はそう多くないので、首を長〜く待っていたんです。

 

[目的によるトレーニング内容の違い]

⑴ 見た目重視なボディビル

⑵ 重量を挙げるウエイトリフティング

⑶ スポーツパフォーマンス・健康または、リハビリの為のトレーニング。

このどれにもウエイトトレーニングが用いられますが、
一般的な印象はボディビル=ウエイトトレーニングのようなイメージがあるのかもしれません。

こうした印象に加え、ゴルフで言えば、
プロゴルファーがオフシーズンのウエイトトレーニングで失敗したなんて話もありますし
野球界でも時々このような話が出てきます。

では何が問題だったのか。

率直に指導者でしょう。

どの失敗例も目的に応じたプログラムがなされていなかった可能性があります。

特に男子アスリートの中には、トレーニングにより身体が大きくなると益々胸板を厚くしたくなる人もに見かけます。
どこかで当初の目的がずれたトレーニングを繰り返してきた結果なのではないかと今回の受講を通して改めて感じました。

今後も継続した受講をしていこうと考えていますが、皆さんの中でもウエイトトレーニングを正しく学びたいという方には、おすすめの講座でありました。実技の中で、フォームの修正を行っていただき2日間筋肉痛で大変でしたが💧、私のいる医療業界でも、「健康」という広いくくりで考えると、今後は「トレーニング」の知識も必要な時代ではないかと言われています。

私たちが正しく学び、正しい情報を広めていく。
そんなメッセージも含まれていた講座でした。