六大学で活躍するために

来季から早稲田大学野球部に入部予定の高校3年生がコンディショニングチェックで来院されました。この先半年間、「入部までに何をすべきか」そんな相談を受けることも我々の役目になろうとしています…。

仮に怪我の施術から治癒を迎えて、「頑張ってね」と送り出したつもりが、日々の練習や試合中に怪我をして、残念ながら再び来院されるシーンを今までなんども経験してきました。

他にやれることはないのか。

 

私たちは元々、「怪我」、「体を痛めた方を診る」ことが業務の主軸でした。

しかしEIRグループは10年程前から、これからは「予防の提案」になると考え、スタッフにトレーニング指導もできる医療従事者になるよう対策を立ててきました。いわゆるダブルライセンスです。

怪我をした方…マイナス

何もない人……ゼロ

強化をしたい人….プラス

「マイナスからゼロへ、ゼロからプラスへ」が社内の合言葉。

一見身体の専門家のように思われる私たち医療従事者ですが、全てにおいて知識を備えるものはそう多くはありません。また医療資格自体が分断され過ぎていて、自身の業務にとらわれ過ぎている若者も多いかもしれません。

だからこその提案でしたが、今回来院している高校生はご両親お理解があっての来院なので、ようやく時代が追いついてきたように感じています。

ということで、来春から六大学野球がより楽しみになりそうです。