4~5月は腰痛注意!?

こんにちは!スタッフの岡田です!

春の3月から4月にかけては腰痛やぎっくり腰の方が多くみられます。
この季節の変わり目と腰痛の関係は、直接的な科学的根拠によるものではなく、間接的な要因が組み合わさることが多いです。季節の変わり目に腰痛を感じやすくなる理由として、以下のようなことが考えられます。

気圧の変化

季節の変わり目、特に春に向かってまたは秋へ移行する時期は、気圧の変動が大きくなることがあります。これにより体内の圧力バランスに変化が生じ、関節や筋肉に痛みを感じやすくなる人もいます。特に、既存の関節症や慢性的な痛みを抱えている人は、この変化に敏感に反応することがあります。

湿度の変化

湿度の高い環境や急激な湿度の変化は、関節痛や筋肉痛を引き起こすまたは悪化させることがあると言われています。湿度が高いと体が冷え、筋肉や関節の柔軟性が低下し、痛みや不快感が生じやすくなります。

温度の変化

温度が低下すると、体は血管を収縮させて熱損失を防ごうとします。これにより、筋肉の緊張が高まり、腰痛を引き起こすか悪化させることがあります。また、寒い季節には人々が活動量を減らす傾向にあり、これが筋肉の弱化や体重の増加につながり、結果的に腰痛を誘発または悪化させる可能性があります。

活動量の変化

季節の変わり目は、日常生活における活動量が変化しやすい時期でもあります。例えば、寒くなると屋内で過ごす時間が増え、運動不足に陥りがちです。運動不足は筋肉の衰えや体の柔軟性の低下を招き、腰痛のリスクを高めます。

睡眠の質の変化

季節の変わり目、特に昼夜の温度差が大きくなる時期は、睡眠の質が低下しやすいです。睡眠不足や睡眠の質の低下は、体の回復機能に影響を及ぼし、痛みに対する感受性を高めることがあります。
 

これらの要因は、個人の体質や既往症、生活習慣などによってその影響の度合いが異なります。季節の変わり目に腰痛が悪化すると感じる場合は、適切な身体活動、ストレッチや運動を続けること、湿度と温度の管理、良質な睡眠を確保することなどが予防策として有効です。