ダブルス(ゴルフの試合)を控えたアマチュアゴルファー。
バックスイングした瞬間に背中に強い痛みが走ったといいます。
50歳代のアベレージゴルファーKさん。猛練習で強い筋緊張が生まれ、姿勢が曲がったままで来院されました。その猛練習の理由は、初めての試合だったことに加え、パートナーとの特訓が原因でしょう。所謂「筋挫傷」です。
Kさんのゴルフ歴は2年、これまでの趣味を全てやめてゴルフに集中。ゴルフ会員権も購入されました。
しかし今回、体を痛めてしまったことから大変落ち込みます。
わたしもどうにか試合に間に合わせようと、最善尽くし練習再開の目処を立てようとしていました。
しかし、試合出場はキャンセルになります。
「本当にすいません、本当に申し訳ないです」とパートナーに頭を下げたKさん。
10歳年上のパートナーであるメンバーさんは、こう言ってくれたそうです。
「あなたのゴルフ人生は始まったばかりです。まだまだ先は長いのだから、焦る必要なんてない。ゴルフはいつまでも出来るのだからしっかり治してから、また試合出ましょう」
嬉しくて涙が出たそうです。
生涯ゴルフここにありという話でした。