テニスを楽しむ中で、「手首や肘が痛い」「肩が疲れやすい」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。その原因の一つとして、「ラケットの握り方」が体に与える負担が挙げられます。握り方によって筋肉や関節への力のかかり方が変わり、痛みやケガの原因になることも。今回は、グリップの種類ごとに体への影響を解説し、痛みを防ぐためのポイントをご紹介します。
1. 握り方別で見える体への負担
(1) イースタングリップ(Eastern Grip)
•特徴: ラケットの面が比較的垂直になり、初心者にも扱いやすい握り方。
•体への負担
・比較的負担が少ないが、強いトップスピンを打とうとすると手首に負荷がかかりやすい。
・フォアハンドでは肩関節を大きく使うため、肩が疲れやすい傾向がある。
(2) ウエスタングリップ(Western Grip)
•特徴: ラケットを寝かせた状態で握り、トップスピンに向いている握り方。
•体への負担
・ラケット面が下向きになるため、手首を頻繁に使うショットでは負担が大きくなる。
・上半身の回旋を多用するため、肘の外側や肩甲骨周りに負担がかかりやすい。
(3) コンチネンタルグリップ(Continental Grip)
•特徴: サーブやボレーなど、万能に使える握り方。
•体への負担
・ボレーやサーブで肘や前腕の筋肉を酷使するため、テニス肘(外側上顆炎)のリスクが高まる。
・ラケットが体に近い位置で操作されるため、肩関節や肩甲骨の動きが制限されやすい。
2. 握り方によるケガを予防するポイント
(1) 正しいグリップの確認
ラケットを握る際は、力を入れすぎず、自然な握り方を意識しましょう。力みが少ない握り方は、関節や筋肉への負担を軽減します。また、適切な握り方がわからない場合は、コーチや専門家に相談してフォームを確認してもらうことが大切です。
(2) 手首の動きをチェック
手首の動きが多すぎると、肘や肩に負担が移りやすくなります。特に強いスピンをかける際は、肘や肩の大きな動きを意識し、手首に負担を集中させないフォームを心がけましょう。
(3) 握力や前腕の筋力を強化
握力や前腕の筋力を高めることで、ラケットのコントロールが向上し、余計な力みを減らせます。ダンベルやグリップエクササイズなどのトレーニングが効果的です。
3. ひらの接骨院でできるサポート
当院では、テニスによる体の痛みや不調を改善するための施術とアドバイスを提供しています。
•痛みの原因を解明: 肘や肩、手首に痛みが出る場合、その原因となる筋肉や関節の状態を詳しく評価します。
•フォーム改善のアドバイス: グリップや体の使い方が原因となる場合、具体的な改善方法をご提案します。
•筋肉や関節の調整: 負担がかかりやすい部位に対し、ストレッチや施術で適切な動きを引き出します。
4. 痛みのないプレーを目指して
ラケットの握り方が少し変わるだけで、体への負担やプレーの感覚は大きく変わります。「プレー中に肘や肩が痛む」「手首が疲れやすい」と感じる方は、一度ひらの接骨院で体の状態を確認してみませんか?最適なケアとアドバイスで、痛みのないテニスライフをサポートします!
ひらの接骨院では、スポーツを楽しむ皆さまの体作りを全力でサポートしています。どんな小さな悩みでもお気軽にご相談ください!
ひらの接骨院
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