「肩が痛くて上がらない…」そんな症状に悩んでいませんか?
五十肩や肩関節周囲炎などの肩の問題が原因と思われがちですが、実は 首の影響で肩が上がらなくなる ことも少なくありません。
今回は 肩と首の関係性 について解説し、改善のためのストレッチを紹介します。
肩が上がらないのは首の影響?そのメカニズムとは
肩関節の動きには、肩甲骨や鎖骨、さらに 首(頚椎) の働きが関係しています。
特に 首の可動域が低下 すると、肩の動きも制限されることがあります。
考えられる要因として、以下の3つが挙げられます。
1. 頸椎の神経圧迫(神経根症)
首の神経は、肩や腕の動きに関わる重要な役割を持っています。
頚椎ヘルニアやストレートネックなどで 神経が圧迫 されると、肩の可動域が制限され、スムーズに動かなくなることがあります。
特にこんな症状がある場合は要注意!
✅ 肩を上げると痛みが走る
✅ 腕や手にしびれがある
✅ 首を後ろに倒すと肩の痛みが強くなる
2. 僧帽筋・肩甲挙筋の過緊張
デスクワークやスマホ操作で 首や肩の筋肉が硬くなる と、肩の動きが悪くなります。
特に 僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん) の緊張は、肩の動きを妨げる原因の一つです。
✅ 長時間のパソコン作業で肩こりがひどい
✅ 肩をすくめる癖がある
✅ ストレッチをすると肩甲骨周りが痛い
このような場合、 首や肩甲骨の柔軟性を取り戻すことが重要 です。
3. 胸郭(肋骨)の可動性低下
肩を上げる動作には、肩甲骨と一緒に 肋骨(胸郭) も関与します。
しかし、猫背や巻き肩の姿勢が続くと、胸郭の動きが悪くなり 肩がスムーズに上がらなくなる ことがあります。
✅ 姿勢が悪く、巻き肩になっている
✅ 肩を上げると背中がつっぱる感じがする
✅ 深呼吸が浅くなっている
このような場合、 胸郭の動きを改善することがカギ になります。
改善のための簡単ストレッチ
首と肩甲骨の連動を取り戻す
「肩甲骨&首の動きを改善するストレッチ」
このストレッチは 肩甲骨と首の動きを連動させ、肩の可動域を広げる ことを目的としています。
やり方
1.椅子に座り、背筋を伸ばす
2.右手を左の肩に軽く乗せる(肩を固定)
3.顔をゆっくり右に向けながら、左肩を下げるように意識 する
4.そのまま 10秒キープ して、ゆっくり戻す
5.反対側も同様に行う
ポイント
・肩をすくめないように意識する
・無理に引っ張らず、ゆっくり行う
・呼吸を止めずにリラックス
期待できる効果
✅ 肩甲骨の可動域向上
✅ 首と肩の連動性アップ
✅ 肩の痛み軽減
まとめ
「肩が痛くて上がらない」と感じる場合、 肩だけでなく首の動きもチェック してみましょう。
✔ 神経の圧迫 による影響
✔ 肩周りの筋肉の緊張
✔ 胸郭の可動性低下
これらが原因で肩の動きが制限されることがあります。
今回紹介したストレッチを試しながら、肩と首の関係を意識して改善を目指しましょう!
痛みが続く場合は、専門家に相談することも大切です。
肩痛でお悩みの方へ
当院では、肩痛の原因をしっかり分析し、一人ひとりに合った施術を行っています。
「肩が痛くて上がらない…」「ストレッチをしても改善しない…」という方は、ぜひ一度ご相談ください!
ひらの接骨院
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