こんにちは!
今日は「ラグビーとスクワットの関係性」について書いていきます。
ラグビーというスポーツは、タックル、スクラム、ランニング、ステップ、ジャンプ、すべてにおいて“下半身の力”が欠かせません。特に中高生の成長期においては、正しい方法でのスクワットが競技力向上とケガ予防の両面で大きな効果を発揮します。
スクワットがラグビーにもたらす3つの効果
① 接触プレーで負けない下半身の安定性
スクラムやタックルの場面では、相手の力に対抗するために「地面を踏ん張る力」が求められます。スクワットで股関節・膝・足首まわりの筋力を強化することで、プレー中に軸がブレず、安定したフォームを保てるようになります。
② 瞬発力の向上
ボールキャリアとしての加速力やステップワークにも、下半身の爆発的な力=瞬発力が必要です。ジャンプスクワットやテンポを意識したスクワットトレーニングは、この“爆発力”を高めるのに効果的です。
③ ケガの予防
ラグビーでは膝や足首のケガが多く見られます。スクワット動作を通じて体幹と下肢の連動性を高めることで、身体全体で衝撃を吸収・分散できるようになります。その結果、ケガのリスクも減少します。
指導で意識しているポイント
私自身がラグビー部のトレーニングに関わる中で、「フォームの質」をとても大事にしています。
特に気をつけたいのは、
- 膝が内側に入らないこと
- 背中が丸まらないこと
- しっかり股関節からしゃがむこと
これらを守るだけで、スクワットの効果は格段に上がります
筋トレは「やること」自体よりも、「どうやるか」がとても大事なんです
「スクワット=脚の筋トレ」と思われがちですが、ラグビーという競技においては“プレーの質”を高めるための重要な武器になります。
これからも、選手たちが安全に、そして強くなれるトレーニングをサポートしていきたいと思います!