夏の疲れが“ケガ”を引き寄せる?
夏のラグビーは、練習量・試合数ともにピークを迎えます。気温・湿度も高く、体にかかる負担は非常に大きい季節です。
この時期、接骨院に来院される選手の多くが口にするのが
「最近なんとなく身体が重い…」「疲れが抜けない」「集中力が続かない」
といった“夏の疲れ”のサインです。
一見、軽い不調に思えますが、実はこれが筋肉のケガ・関節の痛み・熱中症のきっかけになることも。
今回は、接骨院の視点から、ラグビー選手が疲れを溜め込まずに夏を乗り切るリカバリー術をご紹介します。
■ 接骨院がすすめる“夏の3大リカバリー術”
① アクティブリカバリー(軽い運動で疲労を流す)
ハードな練習の翌日に完全休養をとることも大切ですが、実は「軽く身体を動かす」ことで回復が早まることもあります。
例えば…
- 15分ほどのゆるいジョグやウォーキング
- ストレッチやモビリティトレーニング
- プールでの軽い水中ウォーク
血流を促進し、疲労物質を体外に排出する効果が期待できます。
② 栄養・水分補給のタイミングと質にこだわる
練習後や試合後のリカバリーで重要なのは、“タイミング”。
「帰ってからゆっくり食べよう」では遅く、練習後30分以内の栄養摂取が回復を左右します。
✅ プロテイン+スポーツドリンク
✅ おにぎり+みそ汁(塩分+糖分補給)
✅ バナナ+ヨーグルト(糖質+たんぱく質+ミネラル)
また、水分だけでなく電解質(ナトリウム、カリウムなど)も補うことが重要です。
③ 接骨院での「受け身のケア」をうまく取り入れる
毎日の練習で酷使した身体は、セルフケアだけでは限界があります。
そんな時こそ、接骨院での専門的なアプローチが有効です。
当院では、以下のようなサポートを行っています。
- 筋膜リリースやストレッチによる筋肉の柔軟性回復
- 微弱電流や超音波治療による疲労回復の促進
- テーピングによる局所サポート
- 栄養・水分補給のアドバイス
「なんとなくだるい」「筋肉の張りがとれない」と感じたら、ケガになる前にケアしておくことが、結果としてシーズン通して戦い抜く力になります。
■ まとめ:リカバリーも“練習の一部”として考えよう!
ラグビー選手にとって、練習や試合のパフォーマンスを最大限に発揮するには、
「練習」と同じくらい「休養・回復」も大切なトレーニング要素です。
強く、そして長く戦い続けるために――
“疲れを翌日に持ち越さない工夫”、今日から取り入れてみてください。