ゴルフと指の痛みvol.125

自身も長年悩んできたところです。生まれながらに手は大きめで、職業柄厚みもあり、どうもグリップがしっくりこない。指が擦れることが多く長年お悩みでもありました。結果的に女子プロからアドバイスをいただき、今はベースボールグリップでしっくりいっています。

さて、ゴルフは手や指を多く使うスポーツの一つであり、特にスイングやパッティングの際に手や指に負担がかかります。以下に、ゴルフと指の痛みの関連性についていくつかの可能性を挙げてみます。

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1. グリップの問題

ゴルフクラブの握り方やグリップの形が正しくない場合、指に余分な圧力がかかり、痛みや負傷の原因となります。特に握り方が間違っていると、指の関節や腱に負担がかかりやすくなります。皮が剥けたり、タコができたりすることもあります。このグリップについてはmm単位の調整が必要な人もいます。コーチに相談しながら取り組みましょう。

2. 過度の練習

ゴルフでは反復的な動作が必要です。長時間の練習や連続したラウンドが、指に負担をかけ、痛みを引き起こすことがあります。特に初心者や体力に自信のない人は、無理な練習をすると指の痛みが起こりやすいです。

3. 過労

ゴルフは体全体を使うスポーツですが、特にスイングやパッティングの際に手や指に多大な負担がかかります。繰り返しのストロークやスイングは、指の筋肉や腱を疲労させ、炎症を引き起こす可能性があります。

4. 関節疾患

既存の関節疾患や腱の問題がある場合、ゴルフをすることで痛みが悪化することがあります。関節炎や腱炎などが挙げられます。また疲労や体力不足により下半身の動きが止まると、手打ちになり上肢の負担が大きくなることもあります。

5. 装備の問題

使用するゴルフクラブや手袋のサイズ、質などが合っていない場合、指に負担がかかります。特にゴルフクラブのシャフトの硬さや重さが適切でない場合、スイング時に指にストレスがかかります。

指の痛みがある場合は、以下のような対処法があります

・適切なストレッチとウォームアップ
ゴルフをする前に適切なストレッチやウォームアップを行い、指や手の筋肉を準備します。

・握り方の見直し
ゴルフクラブの握り方を正しい方法に修正し、指への負担を軽減します。

・適切な装備の使用
合わないサイズや質のクラブや手袋を使用しないようにします。

・休息とリカバリー
長時間の練習やラウンドの後は、指に十分な休息とリカバリーを与えます。

指の痛みが慢性化している場合は、医師・柔道整復師・またはコーチに相談して適切な治療やゴルフ的アドバイスを受けることが重要です。