ゴルフ飛距離アップは柔軟性が肝vol.21

ゴルフの飛距離をアップさせるために最も重要な要素の一つは、男性アマチュアゴルファーならば柔軟性の向上です。
以下に、柔軟性がゴルフの飛距離に与える影響と、柔軟性を向上させるための方法を説明します。

柔軟性を向上させる

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1. スイングの幅と速度
ゴルフスイングは身体全体の動きが必要であり、特に上半身や肩、腰、そして脚の柔軟性が重要です。柔軟性が十分でない場合、スイングの幅や速度が制限され、ボールの飛距離に影響を与える可能性があります。硬い体を無理して動かせば、怪我をする可能性が高まりますので、自然と怪我をしないスピードのスイングになる結果となります。

2. スイングの正確性
柔軟性が不足している場合、スイング中に身体が硬直してしまう可能性があります。これにより、スイングの軌道が乱れ、ボールの正確性が低下します。柔軟性を高めることで、より正確で一貫したスイングを実現できます。

3. 力の伝達
力の伝達や連動性が苦手という方は多いと思います。柔軟性が高いと、身体がより効率的にエネルギーを伝達しやすくなります。つまり、しなやかな身体はより多くの力をスイングに集中させることができ、ボールの飛距離を向上させることができます。柔軟性が高まる前にできることとして、エネルギーの流れをイメージすることも伝達効率が高まる方法の一つです。

柔軟性を向上させるためには、次のような方法が効果的です

ストレッチは肩甲骨周りと股関節に絞る。
定期的なストレッチやストレングスエクササイズを行うことで、筋肉や関節の柔軟性を高めることができます。特にゴルフに必要な肩甲骨周り・股関節周りが2大ストレッチポイント。時間があれば、上半身や腰、脚のストレッチを行うと効果的です。

ヨガやピラティス
ヨガやピラティスは柔軟性を高めるだけでなく、コアを強化し、バランスを改善するのにも役立ちます。これらのエクササイズを定期的に取り入れることで、ゴルフのパフォーマンスを向上させることができます。

マッサージやフレキシビリティトレーニング
専門家によるマッサージやフレキシビリティトレーニングを受けることで、筋肉や関節の柔軟性を効果的に向上させることができます。これにより、スイングの幅やスピードを向上させ、飛距離を増加させることが可能です。

総括すると、柔軟性の向上はゴルフの飛距離をアップさせるために不可欠な要素です。定期的なストレッチやトレーニングを通じて柔軟性を高め、より効果的なスイングを実現しましょう。

ストレングストレーニングは体を硬くするのか

答えから先に「NO」です。よく重量を上げるトレーニングを行うと体が硬くなったとか、ゴルフスイングが崩れたというお話を聞きます。崩れたことも、硬くなったことも事実なのかもしれませんが、実際のストレングストレーニングではそのフォームにより逆に柔軟性が高まるものなので、ストレングストレーニング=硬くなるというのは、トレーニングフォームやケア不足の方が原因ではないかと推測しております。

また、スイングが崩れたケース。確かにウエイトトレーニングのほとんどが、決まった方向の出力を繰り返すので、ゴルフスイング動作と異なることは当然なので、動作がギクシャクしたり、力の伝達タイミング乱れたりすることも可能性としてはあります。私がお勧めしているのは、ストレングストレーニングを行った日に、ゴルフスイングをしておくこと。またはトレーニング手法そのものを変えて、ゴルフファンクショナルトレーニングを提供できるトレーナーを探してみるのもいいかもしれません。

何も、誤ったトレーニング手段ではないことは改めてお伝えしたいところです。

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