ゴルフスイング習得スピードと体力差vol.23

「理想のゴルフスイングを確立するために、体作りを行う」

一般的にゴルフを始めるにはスイングの習得が先になる。運動歴・遺伝・リズム感など個々に異なるところに、一定のスイングを当てはめた場合、無理が生じるもの。トレーニングピラミッドで見れば明らかであるが、基礎体力のベースがあり技術が身に付いていくものと考えた場合、ヨーイドンで、同じスクールで同じ頻度で習い始めても、数ヶ月後の成果に差が出てくるのは仕方ない。コーチの指導のせいにできない面もある。

ゴルフは、正確なスイングと体のコントロールが求められるスポーツ。
理想的なゴルフスイングを実現するためには、体の柔軟性、筋力、バランス、そしてコアの強化が必要です。

ここでは、そのための体作りに焦点を当ててみましょう。

1. 柔軟性の向上
ゴルフスイングは身体の柔軟性が重要です。柔軟性を高めるためには、毎日のストレッチやピラティス・ヨガ等を取り入れることが効果的です。特に、肩、背中、腰、そして足の柔軟性を重点的に鍛えましょう。柔軟性が高まると、スイングの振り幅が広がり、より一層の飛距離と精度を得ることができます。

2. 筋力トレーニング
ゴルフスイングには全身の筋肉が使われますが、特に重要なのはコアと下半身の筋力です。コアを強化することでスイングの安定性が増し、下半身の筋力が向上するとダイナミックなスイングが可能になります。スクワット、デッドリフト、プランクなどのエクササイズを組み合わせてトレーニングを行いましょう。

3. バランスの改善
ゴルフスイングはバランスが重要です。良いバランスを保つことでスイングの安定性が増し、ボールの正確性が向上します。バランスを改善するためには、ボールやバランスボードを使ったトレーニングが有効です。これらのトレーニングは、体幹の安定性を高め、スイング時のバランス感覚を向上させます。

4. フォームの確認
体作りだけでなく、正しいフォームも重要です。ゴルフのプロやコーチにフォームをチェックしてもらい、改善点を把握しましょう。正しいフォームを身に付けることで、効果的なスイングが可能になります。できる限り素人同士で教え合わないことが、特に日本は大事なようです。

5. 継続的なトレーニング
理想的なゴルフスイングを確立するためには、継続的なトレーニングが欠かせません。定期的なトレーニングやプラクティスを通じて、体の筋力や柔軟性を維持し、スイングの精度を向上させることが重要です。ゴルフとトレーニングを並行して続けられる人は数%でしょう。ゴルフの技術練習に偏るのが普通ですが、技術向上が止まっているときには、柔軟性を含めた体力の見直しも大切かと思います。

ゴルフスイングの理想を追求するためには、体作りが欠かせません。柔軟性、筋力、バランス、そして正しいフォームを総合的に鍛えることで、より効果的なスイングを実現し、ゴルフの楽しさをさらに高めることができます。