水分と腰痛 特に夏は気をつけたいvol.8

ゴルフは、心地よい風景の中で楽しむスポーツであり、多くの人々にとってリラックスした時間を提供しています。しかし、悩みの種となる可能性があるのが、国民病でもある腰痛です。ゴルフを楽しむ際に腰痛を回避するための対策を考えてみましょう。

まず、日頃の姿勢から

これはゴルフ以外の時間で、正しい姿勢を保つことで、腰への負担を軽減し、プレー中の快適さを向上させることができます。スイングの際に背中を丸めたり、無理な体勢を取らないように心がけましょう。また、足の幅を広げて安定感を確保し、身体のバランスを保つことも重要です。スタンスはどうあるべきか?雑誌や動画などの真似をしたくなるのも当然ですが、狭いスタンスでバランスを崩しては意味がありません。何センチ程度が理想というよりも、個人により異なるはずです。

ラウンドの前日、残業で長時間座りっぱなし、帰宅して睡眠時間短く早朝の起床。
車に乗り移動してまた座位が続く。時間もなくアップせずにスタートしたら腰はガチガチでしょう。

次に、ウォームアップとストレッチが必要です。

プレー前に十分なウォームアップを行うことで、筋肉や関節を準備し、ケガや痛みのリスクを軽減することができます。特に腰周りの筋肉を重点的にストレッチすることで、柔軟性を高め、スイング時の負担を軽減することができます。アップが足りない時最初の数ホールはカートに乗らずに歩幅を広げて歩くのもいいでしょう。

また、適切なクラブの選択も重要です。

自分に合ったクラブを選ぶことで、スイング時の負担を軽減し、腰への負荷を最小限に抑えることができます。プロフェッショナルなフィッティングを受けることで、より効果的なクラブの選択が可能です。日本人は体力よりもハイスペックを選択する傾向があるようです。

さらに、ゴルフ中の休憩や適切な水分補給も忘れてはいけません

長時間のプレーで疲れが溜まると、姿勢が崩れやすくなり、腰への負担が増します。また夏場に気をつけたいのは脱水です。急な背筋痛も水分補給により気をつけたいところ。定期的な休憩や水分補給を行うことで、身体をリフレッシュし、プレーの持続性を高めることができます。
最低量として体重×30mlと言いますが、1ラウンドで500mlのペットボトル2-3本は必要でしょう。

ゴルフを楽しむ際に腰痛を回避するためには、正しい姿勢やウォームアップ、適切なクラブの選択、休憩や水分補給など、様々な対策が必要です。これらのポイントを意識して、快適なプレーを楽しむことができるでしょう。