トレーニングの原理原則。vol.33

どうしても、お手軽でキャッチーなところに目が行きます。
原理原則はもちろん大事ですが、継続できるかどうかそんなところも重要です。「結構いいよ!!」と言いながら三日坊主…。

さて、ゴルフトレーニングプログラムにおいては、まだまだゴルフだけに限定してしまうと、発展途上なところはありますが、動作が似ているスポーツから応用して、ゴルフ用にアレンジを行いトレーニングされているトレーナーさんも数多く見かけるようになりました。まだまだ根拠といえるようなデータはありませんが、逆にトレーニングについての王道の部分は学んでおくと、今後の選択の参考になるかもしれません。

 

ということで。ストレングストレーニング(筋力トレーニング)の原理と原則にはいくつかありますが、主なものを以下に示します

1. 適切な負荷とプログレッション: 筋力トレーニングでは、適切な負荷を選択し、トレーニングの進行に従って負荷を増加させていくことが重要です。プログレッシブ・オーバーロードの原則に基づいて、筋肉が成長し強化されるようにします。

2. 適切な形とフォーム: 正しい形とフォームを維持することが重要です。不適切なフォームは怪我のリスクを高めるだけでなく、効果的な筋力トレーニングを妨げる可能性があります。

3. バランスと対称性: 筋力トレーニングは、全体的なバランスと対称性を促進することが重要です。特定の筋肉群だけでなく、全身の筋肉を均等に強化することで、パフォーマンスの向上と怪我のリスクの軽減に役立ちます。

4. 適切な回復と休息: 筋力トレーニング後に十分な休息と回復を確保することが重要です。筋肉はトレーニング中にダメージを受け、休息と栄養補給を通じて修復されます。十分な睡眠や栄養、ストレッチなどの回復方法を取り入れることが重要です。

5. 個人の目標と能力に合わせたプログラム: 筋力トレーニングプログラムは、個人の目標、能力、制約に合わせて設計される必要があります。初心者から上級者まで、また特定のスポーツや活動に特化したプログラムがあります。

6. 多様性と変化: 筋力トレーニングプログラムは多様性を持たせ、定期的に変化させることが重要です。同じトレーニングを繰り返すと筋肉の適応が進み、効果が減少する可能性があるため、新しい刺激やトレーニングの変化を取り入れることが必要です。

これらの原則を理解し、トレーニングプログラムを適切に構築することで、効果的な筋力トレーニングを実践することができます。