【第2話】 横浜市|腰の張りと飛距離ダウンの意外な関係──腸腰筋ストレッチで「振れる」身体へ!vol.913

 

【第2話】
横浜市|腰の張りと飛距離ダウンの意外な関係──腸腰筋ストレッチで「振れる」身体へ!

◆「最近、飛距離が伸びないんです。年齢のせいでしょうか?」

50代の男性ゴルファーBさんが、そう言って当院を訪れました。
「スイングは変えていないし、クラブも新しい。でもなぜか20ヤードは飛ばなくなった」と。

詳しくチェックしてみると、アドレス姿勢で骨盤が後傾し、股関節の前面に強い張り感が。
さらに、ダウンスイング以降に腰が止まり、上体だけで回そうとする癖が強く出ていました。


◆原因は「腸腰筋(ちょうようきん)」の柔軟性不足

腸腰筋は骨盤から太ももの付け根に付着する深部の筋肉で、「股関節を曲げる」動作を担います。
ここが硬くなると、

  • 骨盤が後傾しやすい(=姿勢が崩れる)

  • 下半身の回旋力が落ちる(=飛ばなくなる)

  • 腰椎が代償運動で張ってくる(=腰がつらい)

という悪循環が生まれます。


◆行ったストレッチ・ケア

  1. 腸腰筋のストレッチ(前脚を出したランジ姿勢)

  2. 大腿筋膜張筋の伸展+股関節の内旋誘導

  3. 骨盤の前傾誘導+胸郭伸展運動

ストレッチ+軽い手技による軟部組織リリースを週1回、3週間継続。
ご本人には朝のルーティンとして「片膝立ちストレッチ」を指導。

結果、腰の張りはほぼ消失し、飛距離も以前の水準まで回復。
何より、「スイングのときに腰を“止められる”ようになった」とのこと。


◆飛距離のカギは、実は「股関節の前」かもしれない

腰が張る、腰が回らない、という訴えの裏には、腰そのものではなく「その手前」の問題が潜んでいます。

腸腰筋や股関節前面のストレッチは、目に見えない“出力のブレーキ”を外してくれる鍵。
「最近飛ばなくなった」と感じたら、まずは股関節の前側を疑ってみてください。


✅最後に

当院では、横浜市のゴルファーが1日でも長く「生涯ゴルフ」を楽しめるように、ストレッチ・コンディショニング・リハビリまでを一貫してサポートしています。
ゴルファー向けのストレッチ・コンディショニングは【自由診療】にて対応しております。

ご相談は
ひらの接骨院(横浜市南区弘明寺町149-8)までお気軽にどうぞ。


次回(第3話)は「股関節が詰まるような違和感で、ダフリが増えた」という症例を予定しています。

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