【第4話】
横浜市|「スイングで体が開いてしまう」あなたへ──胸郭ストレッチで回旋パワーが変わる!
◆「どうしてもインパクト前に体が開くクセが直らないんです」
40代男性ゴルファーDさん。
ティーチングプロにもスイングを見てもらっているが、毎回「体が開く」と言われるそうです。
「開いてるって言われても、自分ではちゃんと構えてるし、腕も振ってるんですけどね…」と苦笑い。
実際にスイングモーションを確認してみると、トップからダウンスイングで胸が早く目標方向を向いてしまう癖があり、アウトサイドイン軌道になりやすい傾向がありました。
◆原因は「胸郭の硬さ」だった
胸が早く開く=意識の問題、と捉えがちですが、胸椎や胸郭(肋骨周囲)の可動性低下が影響しているケースも少なくありません。
Dさんの場合も、胸椎の伸展可動域が少なく、猫背気味の姿勢で回旋が不十分。
そのため、スイング中に体幹が回らず、肩だけで動いてしまい、結果として“開いてしまう”ように見えていたのです。
◆行ったストレッチ・アプローチ
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胸椎の伸展+回旋を引き出すストレッチ(仰向けワイパー式)
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肩甲骨と肋骨の可動性改善(肋椎関節モビライゼーション)
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前鋸筋・腹斜筋の連動強化ドリル(深呼吸エクササイズ含む)
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トップの位置での“胸の向き”を体感するミラートレーニング
ストレッチと感覚入力を週1回の頻度で行い、自宅でもタオルを使ったストレッチを続けていただいた結果、
3週間で「体が早く開く」と言われなくなり、アイアンの精度が格段に向上。
「力を抜いて振れるようになった」とご本人も満足げでした。
◆意識より“動きの引き出し”が大切
「開かないようにしよう」と意識しても、そもそも体が開かない準備ができていなければ意味がありません。
とくに胸郭の硬さはスイングエラーの温床になりやすく、自分では気づかないことも多い。
背中が丸まってきたと感じたら、それは“体が開く前兆”かもしれません。
✅最後に
当院では、横浜市のゴルファーが1日でも長く「生涯ゴルフ」を楽しめるように、ストレッチ・コンディショニング・リハビリまでを一貫してサポートしています。
ゴルファー向けのストレッチ・コンディショニングは【自由診療】にて対応しております。
ご相談は
**ひらの接骨院(横浜市南区弘明寺町149-8)**までお気軽にどうぞ。
次回(第5話)は、「朝イチに腰が痛むゴルファーへのストレッチと姿勢改善」についてご紹介予定です。
この第4話の挿絵(ジブリ風・胸を開くストレッチをするゴルファー)も必要でしたらすぐに作成いたします。