【地域コラム】
横浜市の皆さまへ──もしケガをしたら、最初にやるべきこととは?
◆「接骨院って何をするところ?」という声をよく聞きます
ここ数年、外傷やケガを扱わない整骨院・接骨院も増えてきたことから、
「接骨院ってマッサージする場所?」「骨盤矯正だけやってるところ?」といったイメージをお持ちの方が増えてきました。
実際、地域の患者さまからも
「ケガをしたときに接骨院に行っていいなんて知らなかった」
という声をいただくことが少なくありません。
昔からご利用いただいている方には馴染み深い話かもしれませんが、
まだ当院をご存じない地域の皆さまに向けて、あらためて“接骨院の本来の役割”と“ケガへの対応”についてお伝えしたいと思い、このコラムをお届けします。
◆実際にこんな出来事がありました
つい先日、私が不在だった木曜日のこと。
スタッフが、明らかに骨折とわかる手首のケガをされた患者さんの応急処置を行いました。
典型的な変形が見られたため、すぐに整復操作を行い、固定処置をしたうえで整形外科へご紹介しました。
このような対応は接骨院では珍しくない“本来の業務”ですが、
「そんなこともできるんですか?」と驚かれることもまだ多いのが現状です。
◆その痛み、「様子を見よう」で悪化していませんか?
たとえば、こんなシーン──
-
部活中に足をひねったサッカー少年
-
投げすぎて肩を痛めた野球少年
-
着地で膝をひねったバレーボール部の生徒
-
接触プレーで足首を捻ったバスケ部の中学生
-
散歩中につまずき、手をついたご高齢の方
どれも「よくあるケガ」に見えますが、放っておくと後遺症が残るケースも少なくありません。
◆ケガの種類は、見た目だけでは判断できません
たとえばこんな思い込み、ありませんか?
-
腫れているけど、骨は折れていないから大丈夫?
-
動かせるから捻挫のはず?
-
痛みが弱いから放っておいても平気?
実際には、捻挫の中に骨折が隠れていたり、打撲と思っていたものが靭帯損傷だったというケースも珍しくありません。
ケガは「痛みの強さ」や「見た目」だけでは判断できないのです。
早期に確認し、適切に処置することが非常に重要です。
◆初期対応が“その後の人生”を左右することも
-
成長期の関節に無理をさせて、将来の運動に制限が出る
-
試合に出続けた結果、痛みが長引いてしまう
-
高齢者の転倒が、寝たきりのリスクにつながることも
ケガの直後にどう対応するかが、その後の回復スピードや生活の質に大きく影響します。
“その場しのぎ”ではなく、**「将来の健康を守る第一歩」**と考えていただきたいのです。
◆ひらの接骨院では、こうしたご相談を受け付けています
当院では、以下のような対応を行っております。
-
ケガ直後の応急処置
-
スポーツ障害の評価と固定
-
地域クラブチーム・部活動からの紹介対応
-
保護者の方からのご相談対応
-
高齢者の転倒や骨折後のケア
-
必要に応じた専門医への紹介や医療連携
**「まず、どこへ相談すればいいか分からない」**というとき、
地域の皆さまにとっての“最初の相談先”でありたいと私たちは考えています。
✅最後に
ケガは予測できません。
だからこそ、いざという時に**「まず相談する場所」**を決めておくことが、安心につながります。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
ひらの接骨院(横浜市南区弘明寺町149-8)
地域の皆さまの「安心」と「回復」を、これからも全力でサポートしてまいります。