【地域スポーツ外傷シリーズ|第1話】 横浜市|サッカー少年の足首捻挫──アイシングだけでは不十分?



【地域スポーツ外傷シリーズ|第1話】

横浜市|サッカー少年の足首捻挫──アイシングだけでは不十分?


◆「試合中に足をひねった。でも少し冷やしておけば大丈夫だと思ったんです」

横浜市内の中学校でサッカー部に所属しているKくん(13歳)は、試合中に相手選手と接触し、右足首を強くひねりました。
その場では立ち上がることができ、アイシングだけで済ませたものの、翌朝には足が腫れ、痛みで体重がかけられない状態に。お母さまが慌てて連れてこられた時には、靭帯損傷の可能性が高く、応急固定が必要な状態でした。


◆「腫れ」と「痛みの程度」だけでは判断できない

足首の捻挫で怖いのは、本人が動けてしまうことです。
「動かせる=軽症」と思われがちですが、実際には以下のようなケースが非常に多いのです。

  • 靭帯が部分断裂していても腫れが少ない

  • 成長期の骨(骨端線)にダメージが出ている

  • 数日後に痛みが強くなり、運動どころか歩行も困難に

早期に正しく評価し、適切な固定とケアを行うことが、再発予防と競技復帰のスピードを決めます。


◆当院での対応

ひらの接骨院では、次のような流れで対応しています。

  1. 外傷評価(問診+触診+視診+関節の安定性確認)

  2. 必要に応じた固定(テーピング or 包帯固定)

  3. 再発を防ぐためのストレッチ・筋力指導

  4. 試合復帰前の可動域・痛み・不安定感のチェック

  5. 必要に応じて整形外科への紹介(骨折や高度損傷を疑うケース)

今回のKくんも、固定と数回のケアを経て、約2週間後に復帰。
ご本人も「次はすぐ来ます」と笑顔で話してくれました。


◆サッカー少年の捻挫を“クセにしない”ために

一度ひねった足首は、再発のリスクがとても高い部位です。
「クセになっている」と言う子どもたちも多いですが、それは初期対応を軽視した結果かもしれません。

  • 1回目の捻挫をどこまできちんと対応したか?

  • 完全に治る前に復帰していなかったか?

  • 再発予防のエクササイズはしているか?

これらを見直すことで、将来のケガを大きく減らせます。


✅最後に

当院では、横浜市の子どもたちがスポーツを安全に続けられるよう、捻挫・打撲・骨折などのスポーツ外傷に対する評価・固定・リハビリ指導を行っています。サッカーをはじめとする部活動やクラブチームのケガ対応もお任せください。

ひらの接骨院(横浜市南区弘明寺町149-8)
地域の皆さまの「安心」と「回復」を全力でサポートいたします。

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