ゴルフと「運動連鎖」で悩む人は割と多いvol.65

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運動連鎖を生むための秘訣はいくつかあります。
運動連鎖とは、複数の運動パターンや動作が連続して正確に実行されることを指し、スポーツやフィットネスのトレーニングにおいて重要な要素です。

以下に、運動連鎖を生むための秘訣をいくつか紹介します。

1. 基本的な技術の習得

運動連鎖を生むためには、まず基本的な技術を正確に習得することが重要です。基本的な技術が確立されていると、それを基盤として他の動作やパターンが連鎖していくことが容易になります。ゴルフで言えば、トレーニングが先ではなくやはり技術で必要な最低限の動作を知っておくこと。

2. 反復練習と継続的なトレーニング

運動連鎖を生むためには、反復練習と継続的なトレーニングが必要です。同じ動作やパターンを繰り返し練習することで、神経系がそのパターンを認識し、自動化された反応として身につくようになります。今日覚えて明日からできるというものでもないのかもしれません。

3. 動作の流れを意識する

運動連鎖を生むためには、動作の流れや連続性を意識することが重要です。動作やパターンが一連の流れとしてつながっていることを理解し、それを実践することで、よりスムーズな運動連鎖を生み出すことができます。私は具体的に力を流していきたいLINEをイメージするように、具体的に線をひいたり、紐で示すことで、連鎖の流れを視覚から注入していくことをしています。

4. マインドフルネスと集中力

運動連鎖を生むためには、マインドフルネスや集中力が必要です。トレーニングや競技中に集中し、意識的に動作を実行することで、運動連鎖をより効果的に構築することができます。「今日は体がバラバラな感じ」という時、原因が体にあるのではなく、集中力にある場合があります。

5. バランスと調和の取れたトレーニング

運動連鎖を生むためには、バランスと調和の取れたトレーニングが重要です。特定の部位や動作に偏らず、全身のバランスを保ちながらトレーニングを行うことで、運動連鎖をより効果的に発展させることができます。トレーニングをすれば上手くなるわけではありません。特にトレーニング動作と、目的の運動動作が異なる場合も多いので、ゴルフの場合トレーニング後の素振りや練習をお勧めしています。

これらの秘訣を実践することで、運動連鎖を生むための基盤を築き、より高度なスポーツパフォーマンスやフィットネスレベルの向上を実現することができます。よく「連鎖を生むために腹筋をしよう」という投稿を見かけます、不可欠な条件ではありますが、これだけでは十分とは言えないことがご理解いただけたかと思います。