挑戦の果てに–四十肩でもゴルフはできるvol.27

「挑戦の果てに――四十肩でもゴルフはできる」

懐かしい写真を見てコラムを書きたくなった。わーいって万歳をしたかったのだが、恥ずかしながら接骨院院長が四十肩と戦っている日々であった。

ゴルフ――その風雅な魅力と、緩やかな静けさが人々を魅了するスポーツ。しかし、年齢を重ねるにつれ、身体の不調や制約が増えることも事実だ。中でも、四十肩と呼ばれる肩の痛みや運動制限は、多くのゴルファーにとって深刻な問題となるのだろうか。

四十肩を抱えながらも、ゴルフを諦める必要はあるのだろうか?それとも、その挑戦に立ち向かうべきなのだろうか?自分の肩の高さ以上に肘を挙げることはないはずのゴルフスイングは可能だと…私は、四十肩でもゴルフはできると確信しているので、患者さんにも「肩が気になる分、逆にボディターンがうまくいくかも⁉︎」とエールを送ります。

ゴルフは、スイングの優雅さや技術の精密さが要求されるスポーツであるが、それだけでなく、精神的な集中力や柔軟性も同様に重要だ。四十肩のような身体の制約を抱える者にとって、スイングの幅や力強さに制限が生じるかもしれないが、それは決してゴルフを楽しむ上での絶対的な障壁ではない。

私は、四十肩を抱えた状態でゴルフを続けることで、自身の限界に挑戦し、それを克服する喜びを味わった。まずは、自分の身体と向き合い、適切なストレッチやエクササイズを通じて柔軟性を高めることが重要だ。また、スイングの修正やクラブの選択など、個々の状況に合わせたアプローチも不可欠だ。といいながら、スタッフのケアも頼りにしていた。

さらに、四十肩を抱えることで得られる教訓もある。それは、困難な状況に立ち向かい、自己の可能性を信じ、努力を惜しまないことの大切さだ。ゴルフは、身体的な健康だけでなく、精神的な成長や克服の場でもあるのだ。

四十肩であっても、ゴルフは楽しめる。そのためには、自分自身と向き合い、適切なアプローチを取ることが不可欠だ。限界を超える喜びや克服の喜びを求めて、挑戦し続けることが、真のゴルファーの魂なのかもしれない。

ちなみに。ご近所の治療院の先生等にご相談をしながら四十肩・五十肩ゴルフしてみましょう