KLPGAドリームツアー開幕vol.150

Seoul Tower with gyeongbokgung roof and red autumn maple leaves at Namsan mountain in South Korea.

鈴木愛佳子プロがチャレンジするKLPGA韓国女子ツアー2部のドリームツアー。
今日開幕します。韓国プロゴルフツアーは日本と規模を比べてどうなのでしょうか。実は近年賞金総額が伸びています。

KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)は、2024年シーズンにおいて大会数は2つ減少したものの、賞金総額が史上最大規模。
賞金総額10億ウォン以上の大会が19大会に増加し、全体の63.4%を占めるとのことです。また、平均賞金額も前年比で向上し、10億7000万ウォンとなり、平均賞金額10億ウォンの時代が開かれたと述べています。

昨年の開幕戦を担当していたロッテが開催を見送ったため、斗山建設が国内開幕戦として「斗山建設We’veチャンピオンシップ」を開催することになりました。この大会は、済州の名門テディ・バレーCCで開催され、4月4日から7日までの4日間にわたって行われます。

日本と違う点

日本ツアーではレギュラーツアーとステップアップ(2部)ツアーの会場は全て違う会場で、規則的なレギュラーツアーに対し、不規則な曜日開催の2部ツアーがありますが、韓国では一部レギュラーツアー開催の翌日に同じ会場で2部ツアーを開催するようです。ツアー費用面を考えてもいいのですが、2部ツアーを戦う選手は、1部選手との比較もしやすいといえますね。今回の開幕戦は同コースの開催のようです。

ドリームツアー(2部)は計20大会

で、賞金総額は16億8000万ウォン(約1億6800万円)となっており、本日4月8日にティーオフします。
そして、ジャンプツアー(3部)は16大会で、賞金総額は4億8000万ウォン(約4800万円)、チャンピオンズツアー(シニアツアー)は7大会で、賞金総額は4億9000万ウォン(約4900万円)で開催される予定です。

これらの動きからも、KLPGAは、海外選手の出場枠をQTにより確保し、さらに賞金額を増やし、プロゴルファーたちにより多くの機会を提供し、競技の発展を図っていることが伺えます。