症例報告:50代女性の左手首の転倒による受傷

Fracture bone flat icons set with people silhouettes skeleton x-ray isolated vector illustration

3月の症例報告では、50代の女性患者さんがどのようにして左手首の怪我を経験し、治療を受けられたかをご紹介します。患者さんは、自宅内で転倒により左手首を痛めました。「折れた」と感じたそうです。その後当院に来院されました。最初は、接骨院にて整復(骨折部をつなぐ操作のこと)・固定の処置を行い、翌朝、当院からの紹介により整形外科を受診いただきました。

今では取扱件数は減少気味ではありますが、接骨院で(初回)応急処置をしたケースでは、2回目以降も接骨院に通う前に、医師の同意が必要なルールがあります。紹介先の医療機関を受診した後、医師の同意をいただければ、再び接骨院で治療を受けられることになっています。

治療の経過

整形外科の診察後、医師からの後療指示に従い、治療の継続を当院で担当しました。当初は医師の指示により月に2回の医療機関受診が必要でしたが、患者さんの回復に応じて頻度は1ヶ月に1回に調整されました。当院では、骨折専用超音波照射など、経過により内容を変更していきました。この間、整形外科受診毎に、医師より詳細な指示をいただけることも、患者様の安心につながることと思います。

患者さんの感想

「最初はとても不安でしたが、以前右手を負傷した際にも診ていただきました。ひらの接骨院の手厚いサポートと適切な治療方針により、だんだんと手首の痛みが和らぎました。定期的な整形外科との連携も心強かったです。」

ひらの接骨院からのコメント

「この患者さんのように、医療機関と連携しながら最適な治療を行うことで、より迅速かつ効果的な回復をサポートしています。」

最初に整形外科を受診され、その後自宅近隣の接骨院を受診された場合も、同様に医師の同意が必要になります。(書面または口頭の指定はありませんので、同意を得られれば後療可能となります)。

問い合わせをいただく例として、整形外科を受診されている患者様で、医師の診察やリハビリにご不満を感じられ、友人、ご家族などに当院への転医をお勧めされるケースがございます。その場合も現在受診されている医師の同意が得られれば転医は可能です。しかしながら、患者様が不満を抱かれている中で、医師の同意をいただける可能性は、現実高いとは言えません。そうしたケースでお困りの際は一度当院までお電話をいただければ幸いです。

健康保険の適応

この症例における治療は健康保険