ジュニアゴルファーの身体作りvol.59

 

私もジュニアゴルファーのパパであった時代があります。仕事柄、他のご父兄方よりはアスリートサポートについて、また特にゴルファーについては専門知識があっただろうとは思いますが….。その経験を仕事を通して、これからのジュニアゴルファーにも生かしていきたい、そんな思いでおります。

先日行われた、ジャパンゴルフフェアの会場にも多くのジュニアゴルファー親子がたくさん来場されていました。
やはり質問は、トレーニングやケアについて。

わたしの性格上、ちゃんとお伝えしたくなってしまいますので、コラムとしてアップしたいと思います。

ジュニアゴルファーのトレーニングは、彼らの身体的な成長とゴルフの技術向上を両立させることを重視する必要があります。
以下に、ジュニアゴルファーのトレーニングに役立ついくつかのアプローチを紹介します:

1. 全身の柔軟性と筋力トレーニング: ゴルフは全身の柔軟性と筋力が重要です。ジュニアゴルファーは、全身の柔軟性を高めるストレッチや筋力を増強するエクササイズを定期的に行うことが重要です。特に、コアと下半身の筋肉を強化することは、スイングの安定性とパワーに直結します。年齢にもよりますが、ゴルフばかりに偏るのは一般的によしとされていません。中学生になるくらいまでは、いろいろなスポーツの中の一つと考えて間違えないと思います。

2. バランスと安定性の向上: ゴルフスイングはバランスと安定性が求められます。ジュニアゴルファーは、バランスと安定性を向上させるためのトレーニングを取り入れることが重要です。バランスボールやバランスパッドを使用したトレーニングや、単脚でのエクササイズなどが効果的です。

3.コアトレーニング: ゴルフスイングの核となるのはコアの力です。コアトレーニングは、スイングの安定性やパワーを向上させるために重要です。クランチやプランクなどのコアを鍛えるエクササイズを取り入れることが効果的です。

4. ゴルフ特化のトレーニング: ゴルフの動きやスイングを模倣するトレーニングも効果的です。ゴルフクラブを使用したスイングトレーニングや、ゴルフスイングをシミュレートする運動を取り入れることで、実際のゴルフプレーに直結する能力を高めることができます。

5. トレーニングとゴルフプレーのバランス: ジュニアゴルファーは、トレーニングと実際のゴルフプレーのバランスを取ることも重要です。トレーニングだけでなく、コースでの実践も経験することで、状況に応じたスキルや戦略を身につけることができます。

最も重要なのは、ジュニアゴルファーの成長段階や能力に合わせてトレーニングをカスタマイズし、怪我のリスクを最小限に抑えながらゴルフの楽しさを引き出すことです。トレーニングプログラムは、ゴルフコーチやフィットネス専門家の指導のもとで計画することが重要です。